近況

略歴

画廊

告知

展示

連絡

http://musyubutsu1st.shop-pro.jp/
●「絵の裏側。」 一部 1,000円

017年3月、KEN(三軒茶屋)にて開催された『壷井明展 東京報告vol.6 "消されてゆく痕跡"』に際して制作された『絵の、裏側。』。 この冊子は「連続祭壇画 無主物」の冒頭を飾る作品「朝日」に描かれている諸キャラクターの背景について書かれた備忘録的なノンフィクションの文集です。 A4サイズ。フルカラー。36ページ。


●「絵本無主物 三版」 一部 1,000円


3.11原発事故から五年を経た2016年10月からおよそひと月の間、原爆の図丸木美術館が企画した「3.11を描く 壷井明 蓮作祭壇画無主物展」。この展示では事故後五年の間に増えた3.11原発事故の傷を描いた12点のうち、多くが制作途中でもあった11点の作品が一同に展示されました。その機会に合わせて制作されたのがこの絵本です。もっぱら絵と詩でのみ構成された、きたるべき社会にむけてひそかに語り継がれる現代の民話。
制作は壷井、2016年10月20日から丸木美術館で先行販売開始。
このたび、ネット販売を開始しました。純粋に表現作品である本作品の売り上げは、壺井の絵画制作表現活動、取材活動に回されます。


●「福島行 「無主物」制作ノート vol.1」 一部 500円
http://musyubutsu1st.shop-pro.jp/?pid=109617129


3.11福島第一発電所事故の諸相を描いた『連作祭壇画 無主物』。この冊子は、絵画制作のために壺井が2016年7月の時点までに聞きあつめた現地の証言、そして制作過程をふくめて掲載した報告ノートになります。制作は映像作家安田哲。現地の方の証言を多く掲載したこの冊子は、情報が広く伝わってゆくことを希望し、一部500円といたしました。また、この冊子の売り上げの一部は、壷井が応援したいと感じた被曝防護、避難保養活動、訴訟などを行われている諸団体に寄付されます。壷井は、特定の政治団体および活動を支援いたしません。

≪送料に関して≫
5部までは、一つ360円のレターパックにて送らせていただきます。
≪手続きに関して≫
購入希望された方はこのサイトのメールからご一報ください。
ご希望の部数にしたがい、送付方法をお伝えいたします。ならびに絵本用の銀行口座をお伝えします。ご住所をお伝えくださった時点で、なるべく早く発送いたします。お手すきの際に、料金を収めてください。




 

ありがたいことに、新しい連作絵画《連作 731》展示の機会を頂きました。
詳細は画像をご覧ください。
この連作は、731部隊の諸問題から戦後を通じコロナウイルス対応まで一貫して垣間見えている日本の医学界の在り様を顕し、
記憶に残してゆくことを企図した作品です。
制作にあたり、この問題を長年追及されてきた
お二人の慶応義塾大学名誉教授 松村高夫先生と倉沢愛子先生との共同作業をさせて頂きました。
当日は、このお二人が朗読される731部隊被害者の鎮魂詩に合わせて制作したスライドショーを音楽と共に上演いたします。
安倍晋三政権下で猖獗を極めた日本の歴史修正主義の問題を題材にした絵画《およそ70年後に再び現れた極東の怪物》を
ご覧になっていた元編集者の方が、この新作絵画制作/発表のきっかけを私に与えてくださいました。
このような大変貴重な機会に私を結び付けるべく奔走してくださった方々、
そして一切を可能として下さった神様に心からお礼申し上げます。


*会場の広さの都合上、ご予約先着順で締め切りとなりますのご注意ください。

■連絡先
主催:米国の原爆投下の責任を問う会
(事務局)水澤壽郎
〒183-0011 東京都府中市白糸台1-47-17
Tel: 090-1769-6565
mail: mimizuku929@yahoo.co.jp

 

■主催「米国の原爆投下の責任を問う会」
(第15回)講演学習会
「マルタ」「ロームシャ」のための鎮魂詩朗読会

■開催日時: 11月12日(土) 開場13:00 開演13:30〜15:00 資料代1000円

■会場:キリスト友会東京月会会堂
東京都港区三田4−8−19
泉岳寺駅(都営浅草線)伊皿子坂方面、A3出口から徒歩8分
白金高輪駅(都営三田線、東京メトロ南北線)魚藍坂方面、A2出口から徒歩10分)
http://www.kirisutoyuukai.org/


■詩の朗読

松村高夫:
慶応義塾大学名誉教授、ウォーリック大学 Ph.D.取得、英国王立歴史学会(RHS)フェロウ、専攻はイギリス労働史、日本帝国主義下の労働史。「米国の原爆投下の責任を問う会」共同代表、「NPO 中帰連平和記念館」理事長。著者に『日本帝国主義下の植民地労働史』不二出版、『裁判と歴史学―731 細菌戦部隊を法廷から見る』現代書館ほか。

倉沢愛子:
慶応義塾大学名誉教授、コーネル大学 Ph.D.取得、東京大学で博士号取得。専攻はインドネシア現代史。著書に『南島に輝く女王 三輪ヒデ――国のない女の一代記』岩波書店『「大東亜」戦争を知っていますか』講談社現代新書『日本占領下ジャワ農村の変容』草思社ほか。

■デジタル音楽  phosphene- pulse (フォスフェン パルス):
電子音楽家、サウンドデザイナー。デジタル&アナログ機材を駆使した電子音楽作品を制作。ゲーム、映像のサウンドデザインに従事した後、2000年代以降はヨーロッパ各地のアートフェスティバルで実験音楽、ライブパフォーマンス、サウンドインスタレーション作品の展示を行う。phosphene- pulse名義での楽曲発表は今回が初となる。 https://soundcloud.com/phosphene-pulse

■ピアノ 朝倉惠:
武蔵野音楽大学ピアノ科卒業後、ドイツカールスルーエ音楽大学で学ぶ。チェコ・プラハ音楽院夏期講習ラウホ教授のクラスにて受講ディプローマを受ける。 NPO法人日本障害者ピアノ指導者研究会会員。2005年第一回ピアノパラリンピック世界大会に(横浜大会、カナダ・バンクーバー大会、ニューヨーク国連障害者年コンサート国連内とカーネギーホール)、日本全国大会には指導者評価委員として支援を行う。 声楽では、久保田稲子氏、中村綾子氏に師事、放送大学合唱団を指導、「ドイツ語で歌う会」主宰。

■絵、スライドショー :


壺井






きたる2020年3月20日から7月6日、ポーランド国立ワルシャワ近代美術館にて開催される国際美術展
「Penumbral Age Art in the Time of Planetary Change
:地球変動期における半陰影の時代の芸術」
に福島第一原発事故諸相を描いた連作祭壇画「無主物」が展示される運びになりました。



2018年の韓国光州ビエンナーレにいらっしゃったワルシャワMoMAのチーフキュレイターSebastian Chichokiさんが声をかけてくださいました。この展示はこれまで毎年行われてきた展示で、世界から数十人の作家たちの作品が集められ展示されます。気候変動、社会構造産業の大変動期における現在において、世界のさまざまな場所での社会問題とりわけ環境問題に焦点を当てて制作する作家たちが選ばれる本展示に選ばれることになったことを光栄に感じます。
今回ワルシャワMoMAさんがレプリカを制作して展示してくださることになりました。支えてくださった方々にお礼申し上げます。





2019年の12月31日に発行された韓国光州にある国立トラウマセンターの季刊紙「グラツィラ」冬季号の表紙画制作を依頼され、描きました。
『 <国内にいる難民、移民、マイノリティの人権保護にいかに関与できるか>この題材で絵を描いてほしい、そう依頼されたのだった。
もともとこの施設は韓国のstateviolence:国家暴力被害者支援を目的とした施設である。戦時中の日本軍による性奴隷被害者の方々の支援も行っている。この場所のスタッフの方が昨年の光州ビエンナーレに来て自分の作品をご覧になり、この題材で作品制作を依頼する作家に誰が望ましいのか議題に上がったという。そこで光州に活動拠点を置きビエンナーレにも出展していたPさんに連絡が入り、彼女が自分を介してくださったという経緯がある。
また、この絵の現物は釜山の影島にある婚約者が住む家の地下室で制作させていただき、そこに置かれている。
題名は、
"spirits raised by the tree approaches to every isolated flowers."
という。
<その木から育った魂は、すべての孤立した花々にも寄りそう>。
夏の田園に佇むひとりのひとの胸の中は人知れず冬。そこに桃から生まれた霊が水を差そうと、そして雪から守る覆いを設置しようとしている。
この冊子は世界各国にちらばって住む韓国の、この施設とかかわりのあった方々に配布されているのだという。
現在の状況で日本人としてこの仕事が出来たことを、ことさら光栄に思う。』

<


2018.10.6(土)〜2019.1.20(日)開催の、六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展『カタストロフと美術のちから展』に「連作祭壇画無主物」関連の絵本、およびこの展示に際して行われ壷井がパネリストとして招待されたトークイベント「美術かアクティビズムか」の模様が展示されています。




2018年9月19日東京大学のゼミナールで話すことになりました。(パソコン壊れたため告知遅れ申し訳ありません)




2018年9月に韓国光州で開催される第12回光州ビエンナーレ2018に壷井明が正式招待され展示を行うはこびとなりました。

第12回光州ビエンナーレ ― imagined border ―に招聘され、会場の一つであるACC(Asia Culture Center)内creation center creation gallery 2 にて展示しております。
https://www.gwangjubiennale.org/gb/index.do

期間は9月7日から11月11日まで。
creation gallery 2 に与えられたテーマは The Art of Survival: Assembly, Sustainability, Shift "『生存の芸術:集積、持続性、そして転換』。
この会場にキュレイターのKim Manseokさんにより展示依頼を頂いた3.11東京電力福島第一原子力発電所事故がもたらした傷諸相を描いた連作祭壇画『無主物』の数点、そして2018年5月から滞在した光州のレジデンスで制作した新作連作絵画『約45年後の告白ー日本軍性奴隷制度被害者女性群像ー』の二作品を展示しております。
『無主物』の制作および展示、そして路上でのゲリラ展示になかば共同作業のように協力してくださったKEN主宰 粟津ケンさん、韓国民衆美術作家とのきっかけを作ってくださった古川美佳さん、Kim Mansoekさんと自分が繋がることになった韓国での展示に尽力してくださり、日本軍性奴隷制度の実態へ自分の目が向かうきっかけを作ってくださった岡本ゆかさん、彼にぼくのことを紹介してくださったJeongA bangさんほか、これまでご協力してくださった皆様にお礼申し上げます。
以下に今回のビエンナーレに参加する作家一覧を貼ります。

https://www.gwangjubiennale.org/gb/information/voiceDeailView.do?PageIndex=2&GBCV_KEYNO=103&searchCondition=title&searchKeyword=
この中で今年急遽参加依頼された僕は先だっての『核夢2』というグループ展でご一緒させていただいたJeongA Bangさんという釜山の画家さんに「+Akira Tsuboi /Japan」ということで表記されておりますが、特にコラボレート関係にはありません。急遽決まったので入れ込んだとのことですが、それぞれ別で作品を出展しております。



概要

●第12回Gwangju biennale − imagined border −
2018/0907〜11/11
●僕の作品が展示される会場
  ACC(Asia Cultural Center)内creation center内のcreation gallery 2
(添付した写真、銀色のモダン穴ぼこ建物がcreation centerです。写真が入り口です)
(黒い鉄骨が主に見えるスペースの写真、creation gallery 2になります。会場入って左へと順路を進むと現れます)

●チケット情報。窓口で大人1400円。
https://www.gwangjubiennale.org/en/exhibition/ticket.do

●アクセス (成田から光州に行く方法の参考です)

<楽な行き方>
1.成田→ソウル。

2.ソウルの龍山駅(ヨンサン)→光州松汀 (クァンジュソンジョン)駅:
ソウルの龍山駅(ヨンサン)からKTXに乗り、光州松汀 (クァンジュソンジョン)駅下車。
二時間きっかり。片道4500円ほど。

3.光州松汀 (クァンジュソンジョン)→文化殿堂駅
この駅は会場のACCの敷地内にあります。

<安い行き方>
1.成田→釜山ギメ空港。

2.地下鉄釜山ギメ空港駅→佐川駅(ササン駅:釜山ギメ空港からほど近い駅です)この駅のすぐ裏にある高速バスターミナルでバス利用→「光州行き」光州U-square(光州の高速バスターミナル)。
三時間ちょっと。片道2500円ほど。途中一時間半走ったところでトイレ休憩一回。そこからタクシーでACC。なお、今年五月から海外クレジットカードの使用はセキュリティシステム変更だとかで高速バスには使えなくなっていますのでご注意を。

住所および連絡先
Gwangju Biennale Foundation 111 Biennale-ro, Buk-gu,
Gwangju, 61104 Republic of KOREA
TEL 82-62-608-4114
E-MAIL biennale@gwangjubiennale.org
gwangjubiennale.org

僕は11月の撤収作業終了後まで光州にいます。

(2017年9月19日)



現在、壷井が参加している韓国で開催中の『核夢2』展は4月11日から釜山民主記念公園展示ホールから光州Eunam museumへ巡回します。


パク ゴン (ミニアチュア)


パク ミワ

 
ホン ソンダム (絵画)

 
バン ジョンア (絵画)


チョン チョルギョ (絵画)

 
ジョン ジョンヨプ (絵画、ミクストメディア)




(KBS制作 壷井明ドキュメンタリー 『アキラの釜山日記』 3/28)




(2018年4月4日)



来る9月23日(土)、24日(日)KEN(三軒茶屋)さんにて展示を行います。
『壷井明展 東京報告Vol.9 at KEN』



KENさんによるサポートを受け、九度目となる展示となります。KEN主宰粟津ケンさんにあつくお礼申し上げます。
来年三月に韓国釜山にて開催される展示『核夢2』に日本からの唯一の招待作家として参加することが決定いたしました。国内での展示は今回の展示を最後にしばらくないかと思われますので、この機会にどうぞふるってご参加ください。

両日イベントあります 。
●23日(土) ゲスト 崔善愛さん(ピアニスト)
杉並での初上演後、静かな話題となっている、崔さんのピアノ演奏と『無主物』アニメの共同表現 および二人トーク
●24日(日) ゲスト 森川雅美さん(詩人)
ぼくの即興ピアノと、鬼才、森川さんの即興詩、短歌、詩などの朗読の共同表現。
およびぼくの近況報告。

オープン14時
クローズ19時
イベント開始 15時
入場料1000円
イベント込みで1500円。

◆会場・お問い合わせ KEN
154-0004 東京都世田谷区太子堂4-8-3 地下1階( 1階がペットショップのビル、地下1階)
《アクセス》
東急田園都市線「三軒茶屋駅」三茶パティオ口、東急世田谷線「三軒茶屋駅」より、徒歩約6分
 東急世田谷線「西太子堂駅」より、徒歩約2分
TEL : 070-3314-9418 e-mail : ken@kenawazu.com
http://kenawazu.com/%e5%a3%b7%e4%ba%95%e6%98%8e-%e5%b1%95%e3%80%80%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e5%a0%b1%e5%91%8a-vol-7-akira-tsuboi-exhibition-tokyo-report-vol-9/
(2017年9月13日)

来る5月10日、国立東京外国語大学さんにて、招待講義『異物であることの可能性』および10日から三日間の特別展示『連作祭壇画 無主物』を行う機会をいただきました。
http://www.tufs.ac.jp/event/general/post_981.html

2017年3月にKEN(三軒茶屋)さんが企画してくださった『壺井明展 東京報告vol.6 消されてゆく痕跡』に来場された、東京外国語大学社会学講師 李ヤ京先生に今回の招待講義の機会を頂きました。   
李ヤ京先生にお礼申し上げます。
李先生が担当されている国際社会学部「現代世界論入門」内『平和学をする』の一環でして、3.11原発事故がもたらす傷の諸相を描いている『連作 祭壇画 無主物』の制作背景、野外でのゲリラ展示を通じて、いろいろとお話しいたします。
伺ったところ、外国語のエリート学生さんたちがほとんどだそうで、これから外国という異邦に異邦人として飛び込んでゆかれる方が多いのかと思いました。自分はこれまで福島現地をはじめすとするいろいろな場所に一人で向かい、そこで受け取った言葉を絵にしてきました。一人で、ふいに訪れることには時にためらいを感じるような場合も多々ありまして、外国へ行かずとも異邦にも等しい場所が遍在しているのが現代ではないかという思いを持ってもおります。
ためらいながらもその中へと入ってゆき、それまで見知らぬひとびとだった方々と相対して、公には伝えられないこと、しかし重要なことを受け取り、それを絵にして、そして路上で絵を通じて伝えているのが自分であります。
そんなことを通じてコミュニケーションとは何かということ、そして日本の文化にかつて存在していた自然現象への振る舞いの作法など、もろもろお話しできればと思います。今回の講義は一般にも公開されております。
無料です。
また、5月10日から、外語大研究講義棟ガレリアという広いロビーを貸し切って『連作祭壇画 無主物』の特別展示を行います。展示に際してお世話していただいた外語大名誉教授 中野敏男先生にもお礼申し上げます。

(2017年4月5日)

来る3月11日、現代日本のリアルアート表出空間KEN(三軒茶屋)さんにて、『壷井明展 東京報告vol.6 -消されてゆく痕跡- 』と題してまして、3.11福島第一原子力発電所事故の諸相を描く連作「無主物」のまとまった展示を行う機会をいただきました。
http://kenawazu.com/events/


土日のみの展示ですが、各方面から錚々たるゲストの方々に来ていただくことになりまして、現在生じている事々に新たな光を与えようと計画しております。 消されてゆく、痕跡。 いずれのイベントもこの言葉が貫かれている内容となっております。

●3月11日は、イベント 消されてゆく痕跡@ 『原子力 明るい未来のエネルギー』と題しまして、まずパート1として、福島の現地の方として、大沼勇治さんをお招きしました。
大沼さんはもうご存知の方もおられると思いますが、福一の立地町村の双葉町出身。双葉町にあった『原子力 明るい未来の エネルギー』というあの有名な看板の標語考案者でもある方です。小学六年生の時に大沼さんが考えた言葉、看板は、3.11事故後、夢の残骸と成り果て、2015年12月21日に撤去されました。大沼さんは考案者としてほぼ単身保存する活動をはじめられた方であります。この、痕跡をめぐりひとびとはどうふるまったのか、大沼さんはなにを思ってきたのか、いろいろとお話を伺います。

この日のパート2は『痕跡の音』−崔善愛、「連作祭壇画 無主物」を弾く―と題しまして、ピアニストの崔善愛(チェ・ソンエ)さんをお招きしました。
実は大沼さんを紹介してくださったのも崔さんでありまして、これまで自分の絵に熱い賛同および叱咤を寄せてくださったのも崔さんであります。
消されてゆく痕跡、というものを考えると、日本という国においては在日の方たちというのは消され続けている民族とも言えまして、彼女は自らのアイデンティティを闘いながら貫いてきた方でもあります。そんな背景から、これまでの世界に散らばる消されてきた痕跡、消されてゆく存在がたてる抗いの気配に鋭敏なものを持たれているのでしょう、そんなかそけき存在を音によって強靭に表出させる崔さんが演奏してくださるのは自分にとっても幸甚であります。


●3月18日は、自分が話します。
展示されている絵の背景にあること、福島で聞きとった言葉、世界に散らばるこれまでの歴史に存在していた3.11後のありように光を投げかける出来事。路上展示のこと。


●3月25日(土)は、イベント 消されてゆく痕跡B 『第五福竜丸乗組員生存者 大石又七、「連作祭壇画 無主物」を見る』と題しまして、パート1には第五福竜丸乗組員生存者の大石又七さんに来ていただくことになりました。
戦後9年の1954年の南洋、太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁で米軍により行われた水爆実験。この実験により生じたいわゆる死の灰がちょうど漁に出ていた漁船に降り、若い漁師たちが浴びました。23名の被曝者、一人の被曝死者を出したこの事件に当時の社会はどう反応したのか。当時放射能汚染されたマグロは、これは有名な話ですが築地の地下に埋められました。その供養塔ともいうべきマグロ塚。現在東京都立第五福竜丸展示館のそばにあるこのマグロ塚を、埋設されたはずの築地に戻す、そんな活動を現在行われている元一人の漁師は、福島をどう見るのでしょうか。自分の絵は、なにをもたらすのか、もたらせないのか。緊張はらむ会になります。

パート2は『痕跡を繋いでゆく』と題しまして、大石さんも深く関係されている東京都立第五福竜丸の学芸員、安田和也さん、大石さん、自分の三者トークを行います。 第五福竜丸は、仄聞ですが、まずは米軍が海中に沈める指示を出したそうですね。いわば消されようとした痕跡なのですが、今現在も東京にありましてホールの中に保存されております。安田さんは現在にいたるまで、米国水爆実験の舞台となったマーシャル諸島のその後を追っておられる方でして、今年向かわれたエニウェトク島の現在の話を伺うと、63年後の南洋の島の現状が意図せずに福島と重なってくるところがあるんですね。 かつて戦後日本に蓄積されていた放射能被曝の知識。
それは3.11後に語られるようになったベクレル、シーベルトの単位ではありませんでした。では、それを福島後の単位に直すとなにが見えてくるのでしょうか。自分がこれまで出会った漁師の話、現状、大石さんにも響くものがあると思われます。

イベント以外の日、作者在廊、即席ゲスト来場も歓迎であります。 ご興味ある方、私にメッセージください。


open 午後二時
close 午後7時予定

イベント開始 各回 15時から 入場料1,500円
展示のみの入場料 1,000円
 (展示日作者在廊)
(2017年3月08日:一月にパソコンが壊れたほか諸事重なり告知遅れましたことをお詫びいたします)

Nuisance galerie (東京水道橋)にて食をテーマとした連作『食供養画』展示『謝肉祭』を行います。





展示期間 2017年1月5日から2月12日、
展示 OPEN  8 P.M 〜 1 A.M
謝肉祭イベント
●1/14 詩を詠む日。 :福士透、森川雅美、小林結(三名詩人)×壷井(即興ピアノ)
●1/21 学ぶ日。:桑田晃(国立研究法人 水産研究教育機構)
●1/22 音楽を聴く日。:Khaki、吉岡たく 
●1/28作者が話す日。:壷井明

「このたび、水道橋nuisance galerie では2015年7月『FUKUSHIMA と壷井明』以来二度目となる壷井明の絵画展を開催いたします。3.11まで壷井がライフワークとしていた食をテーマとした連作『食供養画』の中から十六点を展示。食べること、生きてゆくこと、殺すこと、循環してゆくこと、讃えること。平成の一人の日本人画家が手探りで造った奇妙ともいえる現代の神像群を集め、24日のクリスマスイブにちなんで『謝肉祭』と命名。ユーモアを湛えながら鋭く現代社会のありように一考を投じるひとときをバータイムに、土日にはさまざまなジャンルのイベントを企画。どうぞお越しください。」(nuisance galerie)

(2017年1月6日)

英文でアジアの現代アートを紹介をされているartasiapasificさんにKENでの展示レヴューを書いていただきました。 執筆したくださった森美術館の展示企画者の近藤さんに感謝申し上げます。英文のみになります。
http://artasiapacific.com/Blog/AkiraTsuboiTokyoReportVol5AtKenTokyo


(2016年12月30日)





KEN (三軒茶屋)にて、12月10日、11日の二日間のみの展示を行います。

http://kenawazu.com/events/


展示二日間12月10日(土)、11日(日)
展示OPEN  1 P.M 〜 6 P.M
●壷井明トーク 12月10日(土)、11日(日)両日14 時から16 時 入場料1000 円
「3.11 東日本大震災にともなう原発事故勃発後、福島現地に足しげく通い現地の言葉を収集、原発作業員、子を持つ母親などさまざまな立場の住民からの証言を基に『連作祭壇画 無主物』を制作し続ける画家、壷井明。このたびKEN では、2013 年の展示から数えて通算五度目となる壷井明の二日間に限った企画展を行います。本年10 月からほぼひと月にわたり、埼玉県東松山市にある原爆の図所蔵 丸木美術館が企画した『壷井明 蓮作祭壇画 無主物展』では、美術評論家、現地の避難民、そして匿名の存在による毀誉褒貶の渦が一部で巻き起こりました。
政治的に過ぎるという理由で、ほとんどのアートスペースが手を退く壷井明の活動は単に画家という範疇を超え、描いた絵を東京の町の中にゲリラ的に展示、町の風景そのものを表現物に変え、出会ったひとびとに現状を伝え、
時には情報を収集、また時には展示に現地民を招待し、知られざる現状の裏側を暴露させるなど、芸術が社会に対して何ができるのか、自由とは何かを根源的に問う刺激的な表現に発展してきました。政治的に過ぎるという理由で、ほぼいっさいのアートスペースが壷井の展示には手を退く現在、丸木美術館が遠くて来られなかった方、このきわめて稀有な作家のトークを直接聞けるこの機会にどうぞ、足をお運びください。質問疑問ある方ふるってご参加ください。(KEN)

(2016年11月25日)




2016年10月1日〜11月12日、埼玉県東松山市にある丸木美術館さんで自分の絵の展示を行ってくださる運びとなりました。
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/kikaku/2016/tsuboi.html



企画展『 3.11を描く 壷井明 蓮作祭壇画無主物 』

企画して下さったのは丸木美術館学芸員岡村幸宣さんです。
丸木美術館さんでの展示はやはり岡村さんから2013年2月から4月の特別展示の機会を頂いたことから数えて二度目となります。それまで路上や街、福島地裁の前などで一人絵を持っていって広げていた自分に声をかけてくださったのが岡村さんで、今回も展示の機会を与えてくださり厚くお礼申し上げたいと思います。
2013年以後も3.11の、とくに原発事故をテーマにした作品の制作をじぶんは進めており、作品は増えてゆきました。ただ現時点での状況としては描こうと思っている題材の総量からするとまだまだ手をつけていないテーマも多く、自分としては途中経過の報告ともいうべき状態になってしまいますが、今回は現在お見せできる作品群12点を展示しようと思っております。

会期中にいくつかイベントを行います。
●10月22日(土)
早川篤雄講演会 「危惧の実像 ―原発事故は楢葉町をどう変えたのか―」
午後2時 参加費500円(入館券別途)
福島第一原発から20`圏内にあたる楢葉町大谷在。室町時代1395年の開山から620年を数える浄土宗大院山智宝院宝鏡寺第30代住職、早川篤雄。1975年福島第二原発設置許可の取り消しを訴える「福島原発訴訟」原告団事務局長を務め、以後40年に渡り楢葉町で反原発運動を展開。最高裁の上告棄却から20年近くが過ぎた2011年3月11日、福島第一原発事故が発生。3月12日午前の避難指示以降避難民となり、それまで運営していた障害者施設の入居者94名をうけもつ身としても原発事故の苛酷さを体験する。 2012年7月、原発廃止を求める宗教者共同声明、呼びかけ人。現在「福島原発避難者損害賠償請求訴訟」原告団長。『無主物』制作のため壷井がこれまで話をうかがってきた福島現地人の一人。

●10月29日(土)壷井明ギャラリートーク
午後2時 参加自由(当日の入館券が必要です)
画家みずからが、「無主物」に描きこんだ現代の福島の「民話」を語る。

●岡崎弥保「無主物」朗読 11月5日(土)午後2時 参加自由(当日の入館券が必要です) 俳優・語り手の岡崎弥保が、「無主物」に添えられた言葉を朗読する。


(2016年9月20日)




2016年7月19日〜23日、名古屋市にあるSpazio-ritaさんで自分の絵の展示を行ってくださる運びとなりました。



『ROOTS 表現の根源にあるもの』(チラシデザイン 鷲尾友行さん )

企画して下さったのはSpazio-ritaのダンサーでもある田辺舞さんです。はじめて舞さんが福島を題材にした作品を観た後、体調を崩して寝込んだそうです。心地よさをもたらすわけでもなければ、売れることもないそんな作品に発表をの場を与えてくださった舞さんにふかくお礼申しあげます。 3.11前まで描いていた絵、ならびに3.11をテーマにした作品のうち制作途中のものも含めて展示する予定です。
7月23日(土)には『密室から街へ!』と題してKEN主宰の粟津ケンさんによるイントロダクションから壺井のギャラリートーク、および制作進行中のドキュメンタリー映画(安田哲監督による)の経過報告上映、田辺舞さんの即興のダンスライブを行います。
http://spazio-rita.com/
http://liverary-mag.com/feature

(2016年7月12日)



今月3月11日〜13日、福岡県博多のart space TETRAさんで絵の展示を行ってくださる運びとなりました。





『 忘却の彼方で 』( 企画 森元斎/チラシデザイン 安田哲 )

企画して下さったのは昨年『具体性の哲学』(以文社)を上梓、注目を集める気鋭の哲学者でもあり、TETRAの展示企画者のお一人でもある森元斎さんです。
今回で三度目となるTETRAさんでの展示、昨年は他展示との兼ね合いで泣く泣く絵画の縮小版を展示させていただいたのですが、今回は制作の進む『連作 無主物』の現物を数点輸送、展示することにいたしました。
一昨年以来になりますが、じぶんも博多へ参ります。
展示期間中の三日間、イベントを行います。

●3月11日(金)18時〜 
寺山修二賞受賞映像作家安田哲の映像『FUKUSHIMAと壺井明』現在制作中の途中経過上映および安田×壺井トーク

●3月12日(土)18時〜
森元斎(哲学者)×壺井トーク

●3月13日(日)15時〜
ゲストトーク 谷瀬未紀
『 うけいれること、みまもること。−北九州における3.11、五年後 』
谷瀬未紀(舞台製作者、うけいれ全国協議会の共同代表、非営利団体「子ども被災者支援基金」2015年度監事)

いずれのイベントもワンドリンク500円。投げ銭制です。

今回の展示、展示と言っておりますがひとがつながる場所にしたいと思っております。したがって、何か話したいことがあるけど話す場所がないひと、誰しもが 話せる場所にしたい。とくに福島から来ているひとならここに連絡くだされば、充分な時間設けて話せる時間つくります。
また、現在現場で動かれている方との接点をつくりたい気持ちもあり、谷瀬さんにゲストとして来ていただくことにしました。谷瀬さんは基本演劇を主とする舞台製作者でありますが、3.11後、それまでのホームレスの生活支援の経験から関東圏からの避難者、移住者の受け入れと見守り活動をはじめ、その活動はおそらく九州でもっとも動きの速いものでした。現在もその活動を続けられている谷瀬さんの現状、感覚などを知って頂く機会になればと思います。


http://www.as-tetra.info/archives/2016/160311000000.html

(2016年3月6日)



三軒茶屋KENにてオーストリアのテレビAustrian Broadcasting corporationによるインタビューを受けました。
(2016年2月12日)



今月3月11日〜13日、福岡県博多のart space TETRAさんで絵の展示を行ってくださる運びとなりました。





『 忘却の彼方で 』( 企画 森元斎/チラシデザイン 安田哲 )

企画して下さったのは昨年『具体性の哲学』(以文社)を上梓、注目を集める気鋭の哲学者でもあり、TETRAの展示企画者のお一人でもある森元斎さんです。
今回で三度目となるTETRAさんでの展示、昨年は他展示との兼ね合いで泣く泣く絵画の縮小版を展示させていただいたのですが、今回は制作の進む『連作 無主物』の現物を数点輸送、展示することにいたしました。
一昨年以来になりますが、じぶんも博多へ参ります。
展示期間中の三日間、イベントを行います。

●3月11日(金)18時〜 
寺山修二賞受賞映像作家安田哲の映像『FUKUSHIMAと壺井明』現在制作中の途中経過上映および安田×壺井トーク

●3月12日(土)18時〜
森元斎(哲学者)×壺井トーク

●3月13日(日)15時〜
ゲストトーク 谷瀬未紀
『 うけいれること、みまもること。−北九州における3.11、五年後 』
谷瀬未紀(舞台製作者、うけいれ全国協議会の共同代表、非営利団体「子ども被災者支援基金」2015年度監事)

いずれのイベントもワンドリンク500円。投げ銭制です。

今回の展示、展示と言っておりますがひとがつながる場所にしたいと思っております。したがって、何か話したいことがあるけど話す場所がないひと、誰しもが 話せる場所にしたい。とくに福島から来ているひとならここに連絡くだされば、充分な時間設けて話せる時間つくります。
また、現在現場で動かれている方との接点をつくりたい気持ちもあり、谷瀬さんにゲストとして来ていただくことにしました。谷瀬さんは基本演劇を主とする舞台製作者でありますが、3.11後、それまでのホームレスの生活支援の経験から関東圏からの避難者、移住者の受け入れと見守り活動をはじめ、その活動はおそらく九州でもっとも動きの速いものでした。現在もその活動を続けられている谷瀬さんの現状、感覚などを知って頂く機会になればと思います。


http://www.as-tetra.info/archives/2016/160311000000.html

(2016年3月6日)



三軒茶屋KENにてオーストリアのテレビAustrian Broadcasting corporationによるインタビューを受けました。
(2016年2月12日)



今月1月15日〜17日、KEN三軒茶屋さんで自分の絵の展示を行ってくださる運びとなりました。


『ゼロ番線ホーム発急行 孤独』(チラシデザイン、企画 安田哲 )

企画して下さったのは寺山修司賞受賞の映像作家、安田哲 さん。 3.11前まで描いていた絵を多く展示する予定です。
1月15日(金)19時〜22時
1月16日(土)15時〜20時 初期作品展示&本人トーク&制作進行中のドキュメンタリー映画(安田哲監督による)の経過報告上映。
1月17日(日)15時開場 15時半開演 料金2,000円 予約不要

―三軒茶屋の奈落に揃う食を巡る16枚の物語『食供養画』。
暗中で手繰り寄せた試行錯誤の初期作品、そしてフクシマの声を集めた絵画『無主物』昨日どころかさっき口に何入れたのかもわからない、生きることから遥かに遠い大都会。
ラーメン食うにも服着るにも、定評ばかりの世の中で何のための行為なのか何のための生活なのか何のための芸術なのか…見えているのか、聞こえているのか、見向きもせずか、誰にもわからない。
壺井明と青木大輔。
他者はいない。
突き抜けている― (文 安田哲)
http://kenawazu.com/events/

(2016年1月10日)



今月6月6日から7月5日の一ヶ月間、水道橋ギャラリ ーNuisance Galerieさんで自分の絵の展示を行ってくださる運 びとなりました。



『FUKUSHIMAと壷井明 無主物』(オーナーさん 命名)

企画して下さったのは寺山修司賞受賞の映像作家、安田哲 さん。
ギャラリーのオーナー岩崎早苗さんの案もあり、展示期間 中の毎土曜日にさまざまな分野の方をゲストとしてお招き し、トークもしくは自分との対談形式のトークイベントを 開催。制作進行中の絵画をお見 せいたします。
各回すべて18:30スタート。

●6月6日 岡村幸宣さん (丸木美術館学芸員)
『アートから見たFukushima ー非核芸術・現代日本芸術の地下水脈ー』

●6月13日 大來尚順さん (浄土真宗本願寺派僧侶)
『仏教者から見たFukushima』

●6月20日 交渉中 

●6月27日 島明美さん (福島県伊達市在住)
『現地から見たFukushima ー現在(いま)ー』

●7月5日 映画ほか 栗原みえ
『チェンマイ チェンラ イ ルアンパパーン』

各イベント1000円+ドリンクオーダー
割引通し券があります。
Nuisance Galerie、ムギマル2にて販売。
交渉中のゲストが決まり次第、また情報更新します。



揺れ動き、そしてひそかに人跡未踏の困難さが進行する場 所福島を多角的にとらえる場所、そして現地の方の生の声 を聞き、東京に福島の方の声を存在させる場所として今回 の展示が機能すればと思っております。
この回のトークを、自分の表現を通じて揺れ動く福島を支 える営みへとつなぐつもりでもありますので、ふるってご 参加ください。

Nuisance galerie  http://nuisance-tokyo.com/

(2015年6月3日)

きたる2015年4月29日(水祝)、三軒茶屋KENさんが3月に行った展示
「『NO OWNER SUBSTANCES 無主物A.D.2015』壷井 明 Akira Tsuboi」
を一日限定で追加展示してくださる運びとなりました。
http://www.kenawazu.com/events/#tsuboi2

展示では、3.11を題材にした連作作品「無主物」の続編を展示いたします。
これまで自分が聞き拾ってきた現地の方々の生の声をお聞かせすること、絵のもとになっている事態、絵について話したいと思ってます。
2時オープン。
3時から絵について自分が話します。
参加費1,000円
(2015年4月19日)

きたる2015年3月8日から15日。
福岡県博多で国際的な活動をされているArt space Tetraさんで「壷井明展 忘却の彼方へ」を開催してくださる運びとなりました。 現在製作を進めている連作祭壇画『無主物』から4点の製作途中の新作を含めて展示することになっております。



『WELTGEIST FUKUSHIMA』さんに所属するライター、吉田葉月さんが
2015年3月に行われた三軒茶屋での展示についてレビューを書いてくださいました。
この雑誌は避難区域出身の若手のライターさんたちを含む若手の書き手さんたちが、福島からの情報発信を目指して創刊された総合雑誌とのこと。こうした若手の福島のクリエイターさんたちとつながることができて、とてもよろこんでいます。
http://weltgeist.info/?p=2381


きたる2015年3月の土日、そして3月11日。(15日は除く)
東京三軒茶屋にて、現代のリアルなアートを発信しつづけるKENさんで
「『NO OWNER SUBSTANCES 無主物A.D.2015』壷井 明 Akira Tsuboi」を開催してくださる運びとなりました。
http://www.kenawazu.com/events/#tsuboi2



展示では、3.11を題材にした連作作品「無主物」の続編を展示いたします。またそれぞれの日に、時にはゲストを交えてトークを行う企画になっており、これまで自分が聞き拾っていることごと、絵のもとになっている事態について話したいと思ってます。
3月8日には丸木美術館学芸員の岡村幸宣さんが来てくださることになっています。絵を制作する上で撮っていた写真があるのですが、時にはカメラの設定を連射するようにして撮影しておりました。福島には、現在「国土に穴があいた」と表現する以外にない場所が3.11後にうまれ、2015年初頭の現在にいたっても在り続けています。けしてそこへ行くことは進められない場所。連射していた写真群は、それを順繰りに見てゆくと、その広大な空漠となった場所をドライブするような感覚を抱かせます。話しついでにその写真群をお見せしたいと思っています。東京から300キロ離れた福島と言う地にあるその場所を、すこしでも近く感じていただければ幸いと思います。
(2015年2月17日)

きたる2015年3月8日から15日。
福岡県博多で国際的な活動をされているArt space Tetraさんで「壷井明展 忘却の彼方へ」を開催してくださる運びとなりました。 現在製作を進めている連作祭壇画『無主物』から4点の製作途中の新作を含めて展示することになっております。



今年の3月は同時期に東京での展示企画をいただいており、福岡へゆくことはできません。絵の現物は東京の展示に出すことにいたしましたので、Tetraさんでの展示には絵のプリントをかけていただくことになっています。入場無料。
http://www.as-tetra.info/archives/2015/150308095153.html


(2015年2月11日)

 

絵本無主物の2013年度版の税金支払いが終わり、売上からの利益30万円をふくしま共同診療所へ寄付致しました。(詳細

(2014年3月20日)

 

雑誌週刊金曜日誌連載の「脱混迷ニッポン」(山岡淳一郎氏筆)に
「壷井明  原発神話の構造描く『無主物』」としてロングインタビューの記事が掲載されました。
(2014年3月28日)

きたる2014年3月9日から16日。 福岡県博多で国際的な活動をされているArt space Tetraさんで「壷井明展 無主物」を開催してくださる運びとなりました。 自分も3月9日(日)に福岡へ入り、16時から、絵について、そして自分の見聞からみた3.11後の現状をお話する予定です。 福島へなかなか向かえない福岡の方に、写真などを交えながら現状の一端をお伝え出来ればと思います。 福岡へ移住された方の現状を伺う機会になれば、とも考えています。
http://www.as-tetra.info/archives/2014/140309160000.html

(2014年2月23日)

「絵本 無主物」英語版の販売を開始いたしました。―「絵本 無主物」英語版について―

(2013年8月10日)

 

岩波書店より出版されたブックレット『非核芸術案内』(丸木美術館 岡村幸宣氏著)に、『祭壇画 無主物』が取り上げられました。
http://fine.ap.teacup.com/maruki-g/2244.html

(2013年12月13日)

 

 

三軒茶屋KENさんとの協力のもと、二人で街頭に祭壇画無主物を置くことをはじめました。とりあえずは毎週金曜日の昼過ぎに行います。

(2013年10月31日)

 

 

 

 

三軒茶屋KENさんでの”壷井明展 無主物 食供養画”が10月の土日にしぼって展示延長される運びとなりました。

開催日程:2013年10月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)
時間:3pm〜8pm 入場無料


詳細 http://www.kenawazu.com/

(2013年10月2日)

 

 

きたる2013年9月7日〜9月23日、三軒茶屋KENさんにて”壷井明展 無主物 食供養画”が開催される運びとなりました。
OPEN 15:00 / CLOSE 20:00  
入場無料  
※定休日 12(木)13(金) 20(金)21(土)

詳細 http://www.kenawazu.com/

この展示では、3.11直前まで自分が取り組んでいた食をテーマにした作品群『食供養画』と3.11後からひきつづいて制作している『祭壇画 無主物』を同時に並べ、当初意図はしていなかった両者の関連性をお見せする予定です。
9月19日(木)に、イベント:壷井明「無主物 食供養画を語る」が開催されます。参加費1000円(予約不要・先着順)
19:30 start
参加費1000円(予約不要・先着順)


(2013年8月18日)

 

 


ドイツ人ジャーナリストAlexander Neureuter氏による取材記事がウェブ上で一部アップされました。記事最後が自分の絵についての内容です。
http://www.neureuters.de/umwelt/fukushima

(2013年8月10日)

 

 


「絵本 無主物」二版 日本語の販売を開始いたしました。
 ―「絵本 無主物」について―
 ―ネットショップ販売ページ―
(2013年7月1日)

 

 


「絵本 無主物」初版 日本語の販売を開始いたしました。
 ―「絵本 無主物」について―
 ―ネットショップ販売ページ―
(2013年4月24日)

 

 


2013年6月18日段階の状態の「無主物」をアップロードいたしました。
また、付け加えられた登場人物の物語をアップロードいたしました。
 (2013年6月18日)



2013年5月18日(土)、粟津ケン氏主催三軒茶屋KENにて”福島原発事故を描く - 壷井明、《無主物》を語る”が開催される運びとなりました。
このトークイベントでは、このイベントを企画してくださった原爆の図丸木美術館学芸員岡村幸宣氏からの質問に応える形式で、祭壇画「無主物」とこの絵を通じた活動と見聞をお話しする予定です。
 http://www.kenawazu.com/
(2013年4月24日)




2013年3月10日北海道新聞二面、編集委員の大西隆雄氏によるコラム「異聞風聞」欄に、“福島の悲しみと希望の絵”との見出しで、祭壇画「無主物」が紹介されました。
 http://fine.ap.teacup.com/applet/maruki-g/archive?b=30
(2013年3月16日)


2013年3月7日〜12日、福岡県博多区のArt space Tetraさんにて、祭壇画「無主物」が招待展示されることになりました。
 http://www.as-tetra.info/archives/2013/130305160000.html
(2013年2月21日)


2013年2月21日東京新聞上の連載「非核芸術案内」(丸木美術館学芸員 岡村幸宣氏執筆)第三回に「祭壇画 無主物」が紹介されました。
 http://fine.ap.teacup.com/applet/maruki-g/archive?b=45
(2013年2月21日)


2013年2月12日テレビ埼玉「NEWS930」の特集で丸木美術館での展示が取り上げられました。インタヴューに応えました。
 http://fine.ap.teacup.com/applet/maruki-g/archive?b=45
(2013年2月21日)


「原爆の図」を所蔵する埼玉県丸木美術館により、現在製作中の絵画、祭壇画「無主物」が招待展示されるはこびとなりました。
期間は2013年2月1日から4月14日が予定されております。この展示期間中、3.17(日)に「福島の現状ととりくみを知る」と題してトークイベントを設けました。実際に福島で活動をされている方、福島で生活されている方、そして福島のこどもに対して疎開、もしくは保養活動をされている方々にお越しいただき、そして自分もふくめてお話しする予定です。

福島市で、二年に一度とする県側による18歳未満の児童に対する甲状腺検診ではあまりに放置期間が長すぎると建設された福島診療所。この診療所は2012年12月から診療を開始し、国民健康保険扱いで好きな時に甲状腺検査を受けられるサービスを提供しています。2013年2月に入り、懸案だった国民健康保険扱いの許可もおり、現地の方にごく標準的な医療の見地からの健康状態を住民の方に知らせる唯一といってもよい貴重な役割を果たしております。この診療所で実際に診察に当たられている杉井吉彦医師(国分寺市本町クリニック院長)。
避難プロジェクト@ちばの木内敦子さん、そして3人のお子さんをお持ちの母親(福島市、現在米沢)。
こうした方々にお越しいただき、現状と、そのとりくみをお話していただきます。

トップページにも示しましたが、当日の午後13時より、東武東上線森林公園駅から美術館までピストン往復のバスが出ます。どうぞご利用ください。
また、14時から開始するトークイベントに先駆けて、丸木美術館さんが所蔵されている丸木位里、俊夫妻による大作シリーズ「原爆の図」の説明会も美術館学芸員の岡村さんによりしていただくことになりました。この際に、かつてこの国で起きた放射能事故でもある原爆の問題を追及された作品を、しっかりと知っていただくこともよいかと思います。
(2013年1月16日)

福島でうかがった話をもとにキャラクターを描き足しました。その新しいバージョンをアップロードいたしました。
 (2013年1月16日)




福島地裁敷地内で、WAN:Women's Action Networkによるインタヴューに答えました。
福島市に持参した絵画『無主物』のプリントについて(201211月下旬の段階の絵です)、およびその活動の意図等を語りました。
 http://wan.or.jp/art/?p=4993

 (2012年11月21日)

 

 

岩上安身氏責任編集IWJ(Independent Web Journal)チャンネル5のインタヴューに応えました。
(2013年4月24日  製作をすすめた絵画『無主物』(2012年8月下旬の段階の絵です)、およびその活動の意図等を語りました。(19:00~)
 http://www.ustream.tv/recorded/25083843
 (2012年8月31日)

 

 

経済産業省別館4号棟前で行われた福島集団疎開裁判集会で、急きょ招かれて新作絵画『無主物』について解説を行いました。
UPLAN撮影(1:25:00~)
 http://www.youtube.com/watch?v=8v1NX1c2Wks&feature=plcp
 (2012年9月21日)

 

 

製作中の絵画『無主物』が、2011年6月30日東京代々木国立オリンピック記念青少年センターにて開催された東京脱原発音楽祭に展示招待されました。
 (2012年6月30日)

 

 

製作中の絵画『無主物』(2012年4月上旬の段階の絵です)をアップロードしました。
 (2012年4月12日)

 

 

2011年3月18日~26日、南青山OAG(ドイツ東洋文化研究協会)により展示招待されました。*東日本大震災の影響から中止いたしました。
 (2011年3月14日)

 

 

ドイツ紙Spiegel紙on-lineインタヴューに答えました。下北沢の再開発問題について、自身の活動含め語りました。
 http://www.spiegel.de/reise/fernweh/gentrifizierung-in-japan-kampf-um-tokios-herz-a-726653-2.html
 (2010年11月9日)


 

all paints copyrights are reserved by Akira Tsuboi 2016.

any commercial use by another is prohibited.

other use is free.

 

全ての画像の使用権は壷井明に所属しております。

第三者、団体によるいかなる商業的使用は認めておりません。

商業的使用以外の使用、転載は自由です。